最初に・・・
医療・病気系のブログ記事を書くときの、いつもの前置きとなりますが、シャケマ!はお医者様でもなければ、医療関係者でもありません。当記事の内容は、実体験や医療機関からの話しなどをもとに、書いております。万人に適応するものではなく、あくまでシャケマ!の場合であることを念頭に、参考として閲覧ください。
そのデキモノ、自然に治らないかも!?
はい、どーも!皮膚が虚弱なシャケマ!です!
突然ですが、皆さんは、腕だったり、首筋だったり、背中などにポコッとしたデキモノって無いですか?はたまた、顔に、中々治らないニキビの様なデキモノがあったりしませんか?
それ、もしかしたら、単なるデキモノやニキビではなく、自然には治らない
粉瘤・アテローム
かもしれません!・・・って?あまり聞き慣れないものと思いますが、コレめちゃめちゃ身近に起こり得る皮膚疾患なのです!どのような疾患なのかは、後ほど書いていきますが、この粉瘤・アテロームは何が厄介かって、切除手術をしないと治らないということなのです。
それなのに、この疾患を患っても、特に生活に支障はないことが多く、命を脅かすものでは無いとのこと。そう・・・これ、放置しちゃうんですよね。そうするとデキモノが大きくなって、生活に支障がでます。
以前、シャケマ!はこの粉瘤・アテロームが『顔』にできてしまいました。今回、その時の話しを書いていきます!
そもそも、粉瘤(ふんりゅう)・アテロームとは?
なんらかの原因で角質物質(皮膚の垢)が皮膚の内側に蓄積してしまい、角質物質の周りの皮膚が皮膚の下で瘤状に発達することで起きる、ありふれた皮膚疾患の一つで、ホクロ、イボを除いた皮膚良性腫瘍の80%程度が粉瘤です。
【引用:粉瘤の症状・原因・画像【形成外科医が解説】 [皮膚・爪・髪の病気] All About】
シャケマ!の場合、なんらかの原因に心当たりがありました。それは、後段で語るのですが、原因の場所から皮脂や油が入り、粉瘤化してしまったと、お医者様の見解でした。その時、お医者様が書いてくれた図を再現したイラストを参考までにご覧ください!
▽粉瘤説明時のイメージイラスト
そして、冒頭に書いたことと繰り返しになりますが、この皮膚疾患は手術でこのデキモノを切除しないと、治りません!というのが一番の厄介点ではないでしょうか。
『顔』にできた粉瘤・アテローム『切除手術』の実体験について!
これらは至る所にできるらしいのですが、シャケマ!は『顔』にできてしました、それを切除手術しようとすると、一番大きな問題点『傷跡』が気になるところです。
シャケマ!は、今から約6年前に粉瘤・アテロームができ、約3年程前に切除手術を行いました。計算すると、手術までの空白の3年間もあります。これらを踏まえ、このブログでは以下を取り上げて書いていきます!
【このブログで書くこと】
・なぜ、顔にできたのか?
・なぜ、発生から手術まで3年空いたのか?
・切除手術はどのようなものだったか?
・手術後の対応や傷跡は残ったのか?
知らない人は、これからのためにご一読いただき、もし同じ様な悩みを持っている人は、参考のために続きを読んでみてください!
なぜ、顔に粉瘤・アテロームができたのか?[経緯]
なんらかの原因でできる粉瘤・・・、上記の説明文にて触れましたが、シャケマ!のなんらかの原因とは『髭剃り』による『切り傷』によるものでした。そして加えて、当時は仕事がかなりの激務だったので、ほとんど寝てませんし、まともな休日も少なかったので、免疫力低下や栄養不足も起因していたこともあったと思います。
ちなみにできた場所や範囲はこんな感じでした。
▽粉瘤発生個所のイメージ写真
しかし、できた当初は粉瘤と気づかずに「ニキビだろう」と思って放置しておりましたが、何か月経っても治らなく、ラーメンなどすするものを食べていた時に、しみる様になりました。そうして、皮膚科に行ったのが今から約6年前のこと。なので発生はもっと前だったのかもしれません。初めてそこで粉瘤のことを知りました。
なぜ、発生から手術まで3年空いたのか?[調査]
理由は『顔』だったからです。センシティブな場所でもあるため、『傷跡』をおそれてしまっていました。というのも最初に行った皮膚科でこう言われました。
顔の、しかも口横という、場所が場所だから、私が手術してもいいけれど、確実に跡が残る。もっと上手い先生に処置してもらった方が良いでしょう。
ということで、その皮膚科の先生の知り合いの、形成外科を紹介してもらい、すぐにその病院へ行きました。そこの形成外科でこう言われました。
顔の口横に傷跡は確実に残ります。しかも、そこだけ髭が生えない可能性があります。それでもよければ手術しますよ~。
正直この言葉で躊躇しました。だって顔に傷跡残って、髭生えてこないの嫌ですもん(笑)そして自分で調べて、他の形成外科にも行きましたが結果は同じ。
ならば、美容外科・皮膚科はどうなのだろうか?と思い、ここは電話で話しを簡単にヒアリングをかけたところ、結局のところ保証はできないと回答を貰いました。
このやり取りで時間がめちゃめちゃとられて、面倒になり放置してしまい、3年ほど空白期間ができてしまいました。しかし、やはりラーメンを食べたり、髭剃りをすると粉瘤部分が痛い上に、たまに膿のような臭い油が出てくるようになりました。もう耐えられないと思い、3年経過してからもう一度最初の皮膚科に相談しました。
どこの病院にでも行ける紹介状を書くから、◯◯病院か、◯◯病院か、◯◯病院に行ってみると、もしかしたら良い解決策が見つかるかもしれない。
と言われて、紹介状を片手に行ったのが『KKR◯◯◯病院』という国家公務員共済組合連合会の大手病院の形成外科。いつもの回答だろうなと思いつつも、そこのお医者様に相談したところ・・・
ん!取っちゃいましょう!跡はそんなに残らないですし、髭も多分大丈夫ですから!
シャケマ!は、ここに決めました。
切除手術ってどのようなものだったか?[手術]
手術方法は2つあると聞きました。『切開法』と『くり抜き法』です。詳しいことは他のサイトを参照してください!
【参照:粉瘤手術にかかる時間と費用とは|切開法・くり抜き法まとめ | 粉瘤ホスピタル】
そこでシャケマ!の粉瘤は直系4cm程度と少々大きく、また、KKR〇〇〇病院での手術方針からも『切開法』にて行うこととなりました。ちなみに、部分麻酔の日帰り手術です。
自分で手術も色々調べましたし、傷跡が少ないと言われている『くり抜き法』を、扱っている病院にも話しを聞いたのですが、結局、信頼できる病院の判断を正とした手術法に委ねる他無いという結論に至りました。
手術後の対応や傷跡は残ったのか?[傷跡]
さて、皆さん気になるところはココの部分ですよね!まず、切開部分の接合は『溶ける黒い糸』にて行われました。抜糸が行われるのですが、その間に洗顔や髭剃りで糸が切れてしまいます(焦ります)。
溶ける糸なので大丈夫なのですが、なるべく抜糸しやすい様に、ダメージは少なくするに越したことはないでしょう。糸は黒く、かなり目立つので、医療機関の言うことをよく聞いた上で『肌色に馴染む絆創膏』を使って、隠しました!
▽肌色に馴染む絆創膏(例)
そこから赤みやボコボコが少し目立ちます。ニキビ程度です。その際の対処として『肌色に馴染む絆創膏』に加え『保湿クリーム』これで少しは軽減されます!そして・・・3年が経過した今の写真です!
▽術後3年経過後の傷跡の様子(実際の写真)
ちなみに、髭が生えかけの、わざと汚い目の写真をあげております(笑)どうですか?傷跡はわかりますか?うっすら傷跡あるような、無いような・・・?ちなみに該当箇所には、髭は生えてきました!(笑)
長年放置するべからず!
もしかしたら、もっと早くに手術を受けていれば、直系4cmまでに育たずに、より傷も小さく済んだかもしれません。何の病気にでも言えることですが、早めに対処することが重要であると、身に染みてわかったことでした。
そして、何より日頃から髭剃りでできた傷にも注意して、しっかりとした睡眠や栄養にも気を遣うことで、粉瘤の発生も防げたかもしれません。前回と前々回のブログ記事ですが、少しでも肌へのダメージが軽減できる電気・電動シェーバーに替えておくべきだったのかもしれません。
▽電気・電動シェーバーの過去記事
しかし、これらは結果論でしかないのです。なので、せめてシャケマ!ブログをみて頂いている方には、先に知ってもらい、もし髭剃りや疲れで顔などにデキモノができ、治りが遅かったら、一度、粉瘤・アテロームを疑ってみてください。
伝えたいことは、放置せずに、大事になる前の対処が重要です。ということでした。それではまた次のブログで会いましょう!