はい、どーも!様々なモノ、コトをマーケティングした、ライフスタイル情報を発信する「シャケマ!ブログ」筆者のシャケマです!今回は、大きな病気で手術をした際によく聞く「高額療養費」という制度について、書いていきます!
わたし、人生初の手術をしました。
今から約3年程前に、虫垂炎(盲腸)の切除手術を行いました。虫垂炎と聞くと、簡単な手術としてよく聞くかと思いますが、そんなことは決してありません。
腹腔鏡手術といって、全身麻酔をしてから、へそから盲腸まで管を通して切除する。といった割かし大掛かりなものとなりますし、処置が手遅れになれば命を落とす病です。
それも人生初手術となれば、ただ事ではありませんでした。
当時、自分の命の在り方や全身麻酔から手術をするということも、もちろん気になっていたのですが、もう一つ大きく心掛かりになったことが
・・・そう「手術及び入院費」ですね。
生命保険に加入していませんでした。
なぜ費用面が気になったのか?というと、わたしは当時、生命保険(医療保険)には一切加入しておらず、いわゆる全ての費用が自分負担だと思っておりました。
手術?入院?いきなりそんなことになってお金は大丈夫なの!?
自分の身体を心配するとともに、お金のことをずっと考えていました。
健康保険でよく「医療費は3割負担だ」ということは頭にはあったのですが、手術や入院となったらどうなるんだ・・・?不安この上ありませんでした。
シャケマ!さん、入院される前に高額療養費の手続きをしてきてくださいね!
わたしが不安の中、そんなことを医療事務の方から言われました。高額?療養費?なんのこっちゃ!?となったのですが、これがこのブログ記事のタイトルにもある「生命保険は不要だった!?」につながる制度だったのです!
高額療養費とは?
高額な医療費を支払ったときは高額療養費で払い戻しが受けられます。高額療養費とは、同一月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻される制度です。
引用:高額な医療費を支払ったとき | こんな時に健保 | 全国健康保険協会
長々と書いてありますが、言ってしまえば「入院や手術で高額になっても、国が補助するから大丈夫だよ!」という制度です!
我々としては一部の負担額だけで良いってことなのですが、高額ってどこから高額?負担額って大体いくら?っていうのも気になりますよね。どのサイトみても難しく書いていてわかりにくいんですよね。今回それを簡単に教えます!
高額っていくら?負担する額は?
この時私は「約80,100円」でした!この金額を私が払うことになりました。逆に言うとこれ以上の費用については、国負担ということになります。
これは細かく言うと年齢や所得によって、高額や負担額のラインが異なってきますし、微妙に計算数字も違ってきます。以下であくまで70歳未満の場合で、わかりやすくした表を公開しておきます。
所得区分 | 自己負担限度額 |
---|---|
給料月83万円くらい | 約252,600円 |
給料月53~79万円くらい | 約167,400円 |
給料月28~50万円くらい | 約80,100円 |
給料月27万円未満 | 57,600円 |
低所得者 | 35,400円 |
一旦、全額支払うの!?
この時私は「全額払いません」でした。つまりは、上記で書いた約80,100円のみだったんですね。これは医療事務の方とのお話しにもありました、入院前の高額療養費の手続きに仕掛けがあったのです!
医療費が高額になることが事前にわかっている場合には「限度額適用認定証」を発行してもらい、それを病院に提示することで、退院後支払う時には高額療養費の手続きをしてもらえるというものです!
逆に手続きを事前に行わないと、一旦全額(例えば20万円くらい)を支払い、後で手続きをして国から返金してもらうという、面倒なことになってしまいます。
個室ベッド代も含まれるの!?
これは「含まれません」でした。差額ベッド代とも言われ、これが含まれるならみんな金持ちみたいに個室ベッドで優雅に入院出来てしまいます(笑)
また、入院時にかかる食費なども含まれません。あくまで「医療」にかかる部分になりますので、手術やお薬といった面のことだと考えてくださいね。
それで結局、生命保険には加入しなくていいの!?
さて、これらのことを踏まえて皆さんもきっと加入しているであろう「生命保険(医療保険)」は、本当に必要だと思いますか?
正直、普通に働いている会社員なら、5~8万円なんて貯金から払えてしまうでしょう。だったら毎月数千円ほどの保険金を貯蓄していた方がいいんじゃなか?なんて思ってしまいますよね。
それでも私の中での結論としては、生命保険(医療保険)は必要だと思っています。確かに今回の虫垂炎の様に単発的な手術で、経過も安定しやすい病気だったらいいのかもしれません。(あ、めちゃめちゃ辛かったですけどね(笑))
けど、これが仮に癌や長引く大病だったら・・・、休職や退職を余儀なくされ収入が薄くなったら・・・、また高額療養費は毎月ごとの計算ですから、月に5~8万円の出費は正直きつい・・・。などあったりしますよね。
それをカバーしてくれるのが生命保険(医療保険)なのです。ちなみに私は、この入院手術がきっかけで急いで医療保険に加入しました。必要と感じたなによりの証拠ですよね。
病気になってからでは遅いですし、なにより保険に入ること自体も難しくなり、保険料も上がってしまいます。もし未だ加入していない人や見直しが必要と感じている人は、今一度検討されてはいかがでしょうか?
ということで、今回のブログが良かったら読者登録やブックマーク、またツイッターやインスタグラムのSNSフォローもお願いします!では、また次のブログでお会いしましょう!